数字の効用--- 伝える力が違う!!
- M.Maruyama
- 2018年6月28日
- 読了時間: 2分
うつ病の人が「がんばって」と言われる。言った方は励ましているつもりですが、本人は「現状維持がやっとなのに」とますます落ち込む。 そんな話を聞きました。
確かに、言葉は難しいと思います。 自分の言いたいことが伝わらない、会社がスタッフに求めていることが伝わらない。
このようなストレスは経営者なら、何度も経験することだと思います。
私も実際苦労しました。 若いころ勉強というものを一切しなかった私は、ここで大きなツケを払うことになります。 なんとか自分の思いを伝えようと、話し方教室にも通ったこともありました。
しかし、言葉では限界があります。 稲盛塾長の言われる「利他」、このひとことでも、深い意味があります。 100人いたら、100通りの「利他」があるのではないでしょうか?
ここで、最高のコミュニケーションツールが「数字」です。
例えば、 「背の高い太った人が来た」というより、 「身長180センチ、100キロの人が来た」
「彼はゴルフがうまい」というより、 「彼はいつも80くらいで回る」
「午前中一生懸命仕事をしました」より 「今日の9時から11時まで、5件の受注をまとめた」
数字がある方が、より具体的で、イメージできると思います。 また、より客観的です。
私は、人によって意味が違ったり、激励が間違ってとらえられたりする言葉というものが苦手です。--- 続く

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