数字の持つ力--人はスコアを見て考えるようになる。
- M.Maruyama
- 2018年6月28日
- 読了時間: 2分
私は「頑張ります」という言葉が好きではありません。 汗と涙という、根性論もあまり好きではありません。
具体的にどうするか? 「頑張って、どうするというのか?」「行動を具体的に数字にして述べよ。」と言いたい。
「頑張ります。」より、「この3カ月で2棟、売上6000万円の成約をします。」の方が具体性があっていい。
「今日は100枚のチラシをXX地区の賃貸アパートで配ります。」の方がこちらもよく分かります。
私は数字の報告がないと、そのスタッフの努力は分からない。
反対に、スタッフに数字なしで、激励しても、または叱責しても、何をどうしていいのか理解されないでしょう。
ダイエットも体重を計るところから始まります。 今80キロである。これを70キロにしたい。ここから始まると思います。
陸上競技も100メートルを何秒で走るか? 42.195キロを何時間何分何秒で走るか?
野球もバスケットもゴルフもサッカーもすべてスコアがあります。
スコアなしの試合はしたって面白くない。
同じことです。スコアなしの職場にしてはダメです。
面白いのは、スコアはスコア、それ以上でもそれ以下でもない。
ないのですが、
「売上6000万円、3ヵ月」、具体的な数字が発せられると、人は考え出します。
数字の詳細は知りませんが、例えば引っ越し屋さん。
今日一日トラックを運転しました。荷主からの引っ越し代は20万円でした、燃料費は5万円でした。人件費は5万円でした。10万円は利益です。
すぐにスコアが出ている。それも身近な数字で出てくる。
どうすれば、もっと利益というスコアがよくなるのか?
心の旅が、数字から始まるのです。
---続く

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