野性のカンーーチラシにも数字
- M.Maruyama
- 2018年6月28日
- 読了時間: 2分
私は野性のカンとういうのが鋭いのか、なんとなく「これいいなあ」と思ってしていることが、後で考えてみると、道理が通っていたということがあります。
これは自慢でもなんでもなく、創業者はまず「行動」が先で「理屈」はあとからついてくるものだと思います。
アルプスピアホームのチラシ、HPを見ると、よそに比べて、数字が多いのです。
たくさんのプランがあって、それぞれのプランにいくらと値段が書いてある。 広さは何平米でというのも書いてある。 さらに詳細の間取りも書いてある。
すべて具体的なのです。 https://www.a-p-h.co.jp/plan/details_51.html チラシやホームページの段階から、「値段」「広さ」という「数字」が出てきます。
スーパーのチラシならいざ知らず、ハウスビルダーのチラシやHPに値段があります。
これで、お客様は「値段」と知るという段階はクリアしています。コミュニケーションがすでに成立しているのです。
なんとなく家を建てたいなと思う人はたくさんいます。 そんな人たちが、具体的な値段を見ると、現実的に「家を建てる」という思いになる。
そこで感情が動きます。 数字の効用は人の感情を動かすのです。 感情が動かない限り、人は「購入」のボタンは押しません。
住宅は一生の買い物です。 ずっと買いたいという感情を持ってもらう。 その第一段階がこの「価格という数字」「広さという数字」です。
自分の仕事を振り返り、それを理由づけしていくのは、なかなか楽しいものです。 いろいろな気づきがあります。
実はこのチラシやHPは、お客様とのやりとりだけではない。
スタッフにも意外な効用があったのです。 この気づきは実に衝撃的でした。
その話はまた次回にさせていただきます。
ーー続く

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